このマニュアルでは, asir-contrib パッケージに収録されている, MWL 関連計算パッケージ `noro_mwl.rr' について解説する. このパッケージを使うには, まず `noro_mwl.rr' をロードする.
[1518] load("noro_mwl.rr");
このパッケージの函数を呼び出すには, 全て mwl.
を先頭につける.
mwl.pdecomp
, mwl.pdecomp_ff
mwl.pdecomp
は有理数体上, mwl.pdecomp_ff
は
GF(mod) (位数 mod の有限体) 上での分解を行う.
nd_gr_trace
が
用いられるが, オプション f4=1
を指定すると nd_f4_trace
が用いられる.
gbcheck=0
を指定すると, グレブナー基底計算における
チェックが省かれる. この場合, 大変小さい確率で正しい結果が出力されない
ことが有り得るが, ほとんどの場合は正しいので, 予備的な実験を繰り返す場合
に有用である.
出力されたイデアルリストの全ての共通部分が入力
と一致すれば, 出力が入力イデアルの分解になっていることは保証される.
[1520] load("noro_mwl.rr"); [1554] B=[(x+y+z)^2*(x+y-z)^2,(x+y*z)^2*(x-y*z)^2, (x^2+y^2+z^2)^2*(x^2-y^2-z^2)^2]$ [1555] V=[x,y,z]$ [1556] L=mwl.pdecomp(B,V)$ [1557] C=L[0]$ [1558] G=L[1]$ [1559] length(C); 5 [1560] C0=primadec(C[0],V)$ [1561] C0[0]; [[x^2+(2*y-2*z)*x+y^2-2*z*y+z^2,...],[z^2+z+1,y-z-1,x+1]] [1562] CM=mwl.pdecomp_ff(B,V,31991|f4=1)$ [1563] length(CM[0]); 5
mwl.generate_coef_ideal
[1519] load("noro_mwl.rr")$ [1553] F=y^2-(x^3-x+t^2)$ [1554] L=mwl.generate_coef_ideal(F); [[b3^2-a2^3,2*b3*b2-3*a2^2*a1,2*b3*b1+b2^2-3*a2^2*a0-3*a2*a1^2,...], [b3,b2,b1,b0,a2,a1,a0]] [1555] L=mwl.generate_coef_ideal(F|simp=1); [[-3*a1*v^4+2*b2*v^3,-3*a0*v^4+2*b1*v^3-3*a1^2*v^2+b2^2,...], [b2,b1,b0,a1,a0,v]]
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