version 1.78, 1999/12/24 21:01:21 |
version 1.79, 1999/12/24 21:56:37 |
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\documentclass{jarticle} |
\documentclass{jarticle} |
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%% $OpenXM: OpenXM/doc/genkou19991125.tex,v 1.77 1999/12/24 19:59:39 tam Exp $ |
%% $OpenXM: OpenXM/doc/genkou19991125.tex,v 1.78 1999/12/24 21:01:21 tam Exp $ |
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\usepackage{jssac} |
\usepackage{jssac} |
\title{ |
\title{ |
Line 457 $a_2$, $a_3$, $a_4$ は文字列で |
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Line 457 $a_2$, $a_3$, $a_4$ は文字列で |
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3 番目の要素 $C$ は以下のようなリスト構造をしている。 |
3 番目の要素 $C$ は以下のようなリスト構造をしている。 |
\begin{quote} |
\begin{quote} |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $m$, |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $m$, \\ |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $l_1$, {\sl cmo\_int32} |
\hspace{10mm} (CMO\_LIST, {\sl int32} $l_1$, {\sl cmo\_int32} $c_{11}$, |
{\sl cmo} $c_1$, {\sl cmo} $c_2$, $\cdots$, {\sl cmo} $c_m$) |
{\sl cmo} $c_{12}$, $\cdots$, {\sl cmo} $c_{1l_1}$) \\ |
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\hspace{10mm} (CMO\_LIST, {\sl int32} $l_2$, {\sl cmo\_int32} $c_{21}$, |
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{\sl cmo} $c_{22}$, $\cdots$, {\sl cmo} $c_{1l_2}$) \\ |
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\hspace{10mm} $\vdots$ \\ |
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\hspace{10mm} (CMO\_LIST, {\sl int32} $l_m$, {\sl cmo\_int32} $c_{m1}$, |
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{\sl cmo} $c_{m2}$, $\cdots$, {\sl cmo} $c_{1l_m}$)) |
\end{quote} |
\end{quote} |
%%$n$ は OX\_COMMAND 以外の受け取れるメッセージのタグの種類の数に等しい。 |
%%$n$ は OX\_COMMAND 以外の受け取れるメッセージのタグの種類の数に等しい。 |
%%要素数は 1 でももちろん構わない。 |
%%要素数は 1 でももちろん構わない。 |
各 $c_i$ もまた以下のようなリスト構造となっており、 |
どの $c_{i1}$ にも 32 ビットの整数が入っており、 |
どの $c_i$ も最初の要素が 32 ビットの整数となっている。 |
OX\_COMMAND 以外の、受け取れるメッセージのタグが入っている。 |
%\[ \overbrace{ |
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% \begin{tabular}{|c|c|c|c|c|} \hline |
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% $c_{i1}$ (32 ビットの整数) & $c_{i2}$ & $c_{i3}$ & |
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% $\cdots$ & $c_{im}$ \\ \hline |
|
% \end{tabular} |
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% }^{c_i} \] |
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このリストの最初の整数値は受け取れるメッセージのタグが入っている。 |
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$c_{i2}$ 以降については最初の $c_{i1}$ の値によってそれぞれ異なる。 |
$c_{i2}$ 以降については最初の $c_{i1}$ の値によってそれぞれ異なる。 |
ここでは、最初の要素が OX\_DATA の場合についてのみ説明する。 |
ここでは、最初の要素が OX\_DATA の場合についてのみ説明する。 |
この $c_{i1}$ が OX\_DATA の場合、 |
この $c_{i1}$ が OX\_DATA の場合、 |
リスト $c_i$ は CMO 形式についての情報を表しており、 |
$c_{i1}$, $c_{i2}$, $\cdots$, $c_{il_i}$ を要素とする cmo\_list は |
$m=2$ と決められている。 |
CMO 形式についての情報を表しており、 $l_i=2$ と決められている。 |
$c_{i1}$ にはもちろんのこと OX\_DATA が入っており、 |
$c_{i1}$ にはもちろんのこと OX\_DATA が入っており、 |
$c_{i2}$ は以下の図のようなリスト構造になっている。 |
$c_{i2}$ は以下の図のような cmo\_list になっている。 |
各要素は 32 ビットの整数であり、 |
各要素は 32 ビットの整数であり、 |
受け取ることが可能な CMO 形式のタグが入る。 |
受け取ることが可能な CMO 形式のタグが入る。 |
\[ \overbrace{ |
\begin{quote} |
\begin{tabular}{|c|c|c|c|c|} \hline |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $k$, |
$c_{i21}$ & $c_{i22}$ & $\cdots$ & $c_{i2l}$ \\ \hline |
{\sl cmo\_int32} $c_{i21}$, {\sl cmo\_int32} $c_{i22}$, |
\end{tabular} |
$\cdots$, {\sl cmo\_int32} $c_{i2k}$) |
}^{c_{i2}} \] |
\end{quote} |
|
%\[ \overbrace{ |
|
% \begin{tabular}{|c|c|c|c|c|} \hline |
|
% $c_{i21}$ & $c_{i22}$ & $\cdots$ & $c_{i2l}$ \\ \hline |
|
% \end{tabular} |
|
% }^{c_{i2}} \] |
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%なお、 mathcap データの中では CMO 形式で定義されている |
%なお、 mathcap データの中では CMO 形式で定義されている |
%32 bit 整数、文字列、リスト構造が使われており、 |
%32 bit 整数、文字列、リスト構造が使われており、 |
Line 495 $c_{i2}$ は以下の図のようなリスト構造になっている。 |
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Line 498 $c_{i2}$ は以下の図のようなリスト構造になっている。 |
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%説明しなければならないってことです)。 |
%説明しなければならないってことです)。 |
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具体的な mathcap の例をあげよう。 |
具体的な mathcap の例をあげよう。 |
%なお、 $a_1$, $a_2$, $\cdots$, $a_n$ を要素に |
名前が ``ox\_test''、バージョンナンバーが 199911250 のサーバで、 |
%持つリスト構造を {\tt [$a_1$, $a_2$, $\cdots$, $a_n$]} 、 |
PC-UNIX 上で動いていれば、 |
%文字列 ``string'' を {\tt "string"} 、 32 bit 整数を |
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%それに対応する 10 進数の整数で示す。 |
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名前が ``ox\_test''、バージョンナンバーが 199911250 のサーバであれば、 |
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$A$ の部分は |
$A$ の部分は |
\begin{tabular}{|c|c|} \hline |
\begin{quote} |
199911250 & "ox\_test" \\ \hline |
(CMO\_LIST, 4, {\sl cmo\_int32} $199911250$, {\sl cmo\_string} "ox\_test", |
\end{tabular} |
{\sl cmo\_string} "Version=199911250", |
|
{\sl cmo\_string} "HOSTTYPE=i386") |
|
\end{quote} |
となる。 |
となる。 |
さらに、このサーバのスタックマシンが |
さらに、このサーバのスタックマシンが |
命令コード 2, 3, 5, 7, 11 番を利用可能 |
命令コード 2, 3, 5, 7, 11 番を利用可能 |
(実際にはこのような命令コードは存在しない)であれば、 $B$ の部分は |
(実際にはこのような命令コードは存在しない)であれば、 $B$ の部分は |
\begin{tabular}{|c|c|c|c|c|} \hline |
\begin{quote} |
2 & 3 & 5 & 7 & 11 \\ \hline |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $5$, |
\end{tabular} |
{\sl cmo\_int32} $2$, {\sl cmo\_int32} $3$, |
|
{\sl cmo\_int32} $5$, {\sl cmo\_int32} $7$, |
|
{\sl cmo\_int32} $11$) |
|
\end{quote} |
となり、 |
となり、 |
CMO 形式の 32 ビット整数、文字列、 mathcap 、リスト構造のみが |
CMO 形式の 32 ビット整数、文字列、 mathcap 、リスト構造のみが |
受け取れるときには、 $C$ の部分は |
受け取れるときには、 $C$ の部分は |
\begin{tabular}{|c|} \hline |
\begin{quote} |
\\[-5mm] |
(CMO\_LIST, {\sl int32} $1$, \\ |
\begin{tabular}{|c|c|} \hline |
\ \ (CMO\_LIST, {\sl int32} $4$, |
& \\[-5mm] |
{\sl cmo\_int32} $2$, {\sl cmo\_int32} $4$, |
OX\_DATA & |
{\sl cmo\_int32} $5$, {\sl cmo\_int32} $17$)) |
\begin{tabular}{|c|c|c|c|} \hline |
\end{quote} |
CMO\_INT32 & CMO\_STRING & CMO\_MATHCAP & CMO\_LIST \\ \hline |
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\end{tabular} \\[0.8mm] \hline |
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\end{tabular} \\[1.4mm] \hline |
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\end{tabular} \\ |
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となる。 |
となる。 |
CMO\_ZZ がないので、このサーバは多倍長整数が送られてこないことを期待して |
%CMO\_ZZ がないので、このサーバは多倍長整数が送られてこないことを |
いる。 |
%期待している。 |
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なお、データが受け取れることと、データの論理構造が理解できることとはまっ |
なお、データが受け取れることと、データの論理構造が理解できることとはまっ |
たく別物であるので注意する必要がある。 |
たく別物であるので注意する必要がある。 |